2011年8月30日火曜日

ガレージ。



ガレージというと、お父さんの隠れ場所。

家の一部なんだけど、なんとなく不思議な空間

ガレージこそ、ちょっと日常から脇に追いやられたものたちが、

じっと出番を待って沈黙してる感じしますね。

いつも、独特の空気感があるなあ、と思います。


あるアメリカ人の友人の家に遊びに行ったとき、

大きなガレージがあり、そこにはランドリーとビール用の冷蔵庫が2つ。

そして、本格的な大工道具と大きな作業机が。

車は主に表に駐車していて、

そこは半分くらいが彼の趣味の大工仕事用の場所になっていました。

日本製のノミがすばらしいと、わざわざ取り寄せた彼。

彼は2メートル、100キロはあろうかという巨漢。

見せてくれたノミは、その品物が小さく見えました。


そして、彼が植物画が趣味の妻のために

作った机を見せてくれました。

それは、小さい私には、ちいと高かった(笑)

彼の奥さんも背が高かったんです。

ほとんど、棚かと思ったくらいでした。


またリビングの片隅には、

古いミシン台の上に自然木のような雰囲気の板をはって、

おしゃれなサイドテーブルに変身させたたものが。

これも、彼の丁寧な手仕事によるもの。

そして、その踏み台のところに、

何冊か古い絵本が置いてありました。

あれは、私の原風景の一部になりました。



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